医療業界の国内M&Aまとめ 2017年
2017年の医療業界のM&A企業のまとめをご紹介します。
ランキングで5位以内にランクインしている企業はランキング記事の方でご覧いただけます。
医療業界はIT業界同様M&Aが盛んで、一件当たりの取引額も大きいことが特徴です。
※ 評価額とは、M&Aの取引のために企業の価値を算定したものです。
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第9位ファーマライズホールディングスがミュートスを取得
ファーマライズホールディングスは、ミュートスの全株式を取得し、完全子会社化しました。
ミュートスが保有するシステム開発・データ分析・データベース設計におけるノウハウと、ファーマライズホールディングスが保有する商材及び情報を活用し、健康保険制度外事業の拡大を目指しています。
売り手企業ミュートス
製薬企業に特化したMRに対する営業支援システムの企画・開発・運用、インターネット関連システムの開発、企画運営及びプロモーションサービスを手がけている会社です。
買い手企業ファーマライズホールディングス
調剤薬局事業、ドラッグストア・コンビニなどの物販事業を展開している会社です
第8位山下医科器械がトムスを取得
第7位総医研がNRLファーマを取得
総医研は、NRLファーマの株式58.6%を取得しました。
買い手企業総医研
身体や病気の状態を客観的かつ定量的に測定するための指標となるバイオマーカー技術を研究テーマとしています。
その技術を主に食品等の臨床評価試験に応用し、多くの特定保健用食品の許可取得や機能性表示食品の届出などを行っています。
第6位エムスリーがコスモテックを取得
エムスリーは、コスモテックの全株式を取得し完全子会社化しました。
コスモテックが有する医療関係の人材を活用することにより、医療機器等に関する効果的な医師への情報提供と販売が可能になると考えているようです。
売り手企業コスモテック
心臓外科、一般外科、血管内治療を中心とする医療機器の販売を行っている会社です。
買い手企業エムスリー
医療従事者専門サイト「m3.com」の運営をしている企業です。
25万人以上の医師会員に対して医学関連情報を配信し、製薬業界を中心にマーケティング支援サービスや治験支援サービス等を提供しています。
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今回紹介したものよりも評価額が高いものをまとめました。